笑顔になる食卓

お料理教室の記録。ほかにも旅や日常のことを書いていくつもり。

5月の料理教室はフランスの家庭料理&南仏のおそうざい、そしてラングドック・ルション地方

 

南仏ニースの路地のお惣菜屋さんで目を引くのが、ちょこんとのったヘタ付きの帽子がかわいいトマトのファルシ―。ファルシーは詰め物料理のこと。他にもナス、ズッキーニのファルシ―が一緒に並んでいます。教室では炒めた野菜や挽肉、ご飯も詰めました。夏ならトウモロコシや枝豆なども!ヴァリエーションは豊富です。

今月も新規の方が来てくださって新しい風が吹いたように教室の空気が新鮮でした!一人で黙々と手元の作業をすることが好きな私ですが、みなさんとワイワイ意見や情報を交わしながら笑って料理ができるのは達成感がちがうな~、勉強にもなるな~。

 

越後豚と山うどのルーロー

フランス語でくるくる巻いた料理につける名前のルーロー。「きょうはルーローハン作るんですかぁ~」といわれたけど、ちがいます笑。今年は桜も早かったけど、山菜も早くて、春は待ってくれない。佐渡産の天然山ウドに巡り会えてラッキーでした。ウドは珍しく生で食べられる山菜です。ウドのピクルスを焼いた豚肉でくるくる巻きました。ウドと越後豚は相性ばつぐん。レンズ豆のサラダを添えて栄養満点です。

 

ルスキーユ

ラングドック=ルション地方のドーナツ状のクッキーです。気候の良いこの地方では柑橘類の生産が盛んで、お菓子にも柑橘がよくつかわれます。これはレモンの風味を効かせたクッキーで爽やかで食べるとほろほろと崩れる食感も魅力。素朴だけど飽きないおいしさです。

 

以下の写真は、実際に現地で売られているルスキーユです。形もいろいろ。

 

 

 

 

ワインを楽しむクラスでは明るい色のロゼシャンパーニュとマリアージュを。