笑顔になる食卓

お料理教室の記録。ほかにも旅や日常のことを書いていくつもり。

プロヴァンスの魚料理とバスク地方の伝統的なチョコレートケーキを作りました

 

今が旬!新潟産レンコ鯛をつかってプロヴァンス料理を再構築しました。さて、南仏マルセイユの海岸に午前中に立ち並ぶ魚市場を訪れると、スズキや鯛はもちろん、アジ、サバ、カサゴ、ヒラメ、小魚など意外にも!?身近でも見慣れている魚がずらり。それを見た瞬間は親近感が湧いて肩の力が抜けたのを覚えています笑。魚介類は、プロヴァンスではオリーブオイル、にんにく、トマト、ハーブ類などの調味料をベースにしたものがお馴染み。レンコ鯛は、れっきとした真鯛の仲間で、刺身、椀物、塩焼き、煮付けなどに向きますが、南仏風になるとまた違う趣になるからお料理って楽しい。

教室では、お魚おろすところから実習しました。生徒さんは、「おろす、、骨を抜く、、苦手なんです」とおっしゃるんですが、苦手と思わないことです。コツを掴めていないだけなんですよね。要領を得ていないというか、そのコツを掴んで要領を得れば苦手ではなくなるんです。絶対上手になります。出汁はワインだけ。ふたをしたら、すきまから水分が蒸発しないようにコトコト煮るのがこのメニューの美味しさのポイントです。

料理とワインのマリアージュも毎回試みています!

シャルドネから造られたワイン。シャルドネって面白くて、産地や造り手によって味わいが大きく変わる白ぶどう品種です。ボトルの中には南の太陽をさんさんと浴びで成熟したブドウの個性が封じ込められていて。「ワインおいしい~!」ってみなさん。ワインは食事の時間を、人生を、豊かにしてくれますよね。爽やかなワインの酸とお魚料理の旨みが合う!これからの季節にぴったりです。また、オリーブやハーブで香りづけしたお肉料理にも合いそうです。

 

マルセイユの海岸。ヨットやクルーザーがびっしり。

 

ベレバスク(=バスク地方のベレー帽)は、16世紀のスペインとの大戦でフランス兵が着用したベレー帽を模してつくられたケーキです。バスクはベレー帽発祥の地でもある。そして、バスクといえば大航海時代、フランスで最初にチョコレートが伝えられた地方。ラム酒をたっぷりと染み込ませたジェノワーズ生地にチョコレートカスタードをナッペして、表面にはスプレーチョコをまぶし中央にバニラのサヤを立ててベレー帽のように仕上げます。バスク地方の歴史が色濃く映し出されたお菓子です。

今日の料理教室も最高に盛り上がりましたね。笑い溢れる教室でした!

北陸ガス料理教室

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