「じゃがいも料理を制するものはフランス料理を制する」と言うシェフもいるほど、フランス料理において、じゃがいもは欠くことのできない食材なんですね。
ちなみに、私が学んだコルドンブルーの卒業試験は、コース料理を自身で開発して、シェフたちに提出して採点して頂くんですが、じゃがいも料理も何か1品加えることが必須でした。画像をアップできる機会があれば、いつか紹介しますね^^
アッシェ・パルマンティエ。「アッシェ」はみじん切り、「パルマンティエ」は、じゃがいもを使った料理です。
中に、豚や牛のお肉も詰めて、香ばしくグリル!お腹をすかせたランチタイムや赤ワインをゆっくりと楽しみたいディナーにぴったり。
食糧難からフランスを救ったアントワール・パルマンティエ。パルマンティエは、じゃがいもをフランスに広めた農学者の名前からきています。
彼が手に持っているのは、紫色のじゃがいもの花...
時は18世紀、プロイセン軍の捕虜となり、毎日じゃがいもを食べさせられていたパルマンティエは、当時、凶作や戦争で飢餓に見舞われていたフランスをじゃがいもの研究で栽培を成功に導いた英雄です。
レストランのメニューの中の名前だけでなく、パリの地下鉄の駅名にも使われているんですね。
パルマンティエの名を冠した料理、アッシェ・パルマンティエは、「おいしい~!さっそく家族につくってあげたい!」という声をたくさん頂戴しています。
明日のレッスンでもつくります!おたのしみに。