今年最後となった料理教室は、リンツ地方のタルトという意味のリンツァートルテ Tarte aux fraises quadrillee(格子模様をつけたいちごのタルト)の実習を皆様とシェアしました。
名前の通り、オーストリアのリンツが発祥、ドイツを経由してアルザスにたどり着いたお菓子です。
ヨーロッパでは、古くから食材の保存を目的としたスパイスの利用とともに食文化が発展してきた歴史があって、このタルト生地にもスパイスのクローブやシナモンなどがふんだんに使われます。スパイスは、体調を改善する作用や強い香りから、魔よけという意味でもキリスト教と結びつきがあるんだとか。
「自分の手で作り上げることの素晴らしさ、おいしさに感動」とのご意見もうれしい!
もうすぐ新しい年の幕開けです。皆様、良いお年をお迎えください!