◎ヤムウンセン(7月のメニューより)
私が初めてタイ料理を食べたのは今から30年前。1990年代のことでした。旅行中に食べたヤムウンセンの味が忘れられなくて。その頃は、すでに西洋料理も中華料理も食べ慣れていたけどタイ料理は何か異質なものを感じました。
当時、旅行会社に勤務していた友人が出張でタイに頻繁に行くことを知っていたので、彼にタイ料理についていろいろ尋ねたところ、バンコクにあるタイ料理学校の資料を持ってきてくれたのです。即決で現地にタイ料理を習いに行こう!と決めました(若かったから先のことを考えるよりも行動が先です笑)。
あれから30年... おいしい!(自画自賛)
ようやくあの時に食べたヤムウンセンの味に出会えたような気がします。
◎カオマンガイ(7月のメニューより)
これだけタイ料理が普及した今でも、パクチーを食べたくない日本人は依然としてたくさんいます。異質な感じをもたらしているとすれば、タイのどこにでも自生しているハーブの強い個性を料理と組み合わせて楽しむという特徴は、日本の食の伝統の中にはちょっと見当たりません。タイのハーブは日本人にとって物慣れない、でも、嫌いじゃない。ちょっぴり違和感を感じつつも大好きになってしまう、そんなタイ料理に不思議な魅力を感じるのです。
◎カノムファクトーン(7月のメニューより)
どこか懐かしい昭和チックな南瓜のお菓子。
タイ料理クッキングを楽しみ、おいしい料理を食べて幸せな気持ちになっていただければうれしいです。