笑顔になる食卓

お料理教室の記録。ほかにも旅や日常のことを書いていくつもり。

たけのこの季節がやってきました

 

筍の加薬ごはんをつくりました。

青草の芽吹きが賑やかな季節は、地域の食材に目が離せません。生のたけのこが楽しめる限られた時期に必ず出会っておきたい、たけのこ御飯。今年は、具だくさんの加薬ごはん仕立てです。加薬ごはんは、室町時代、味付けした野菜などを白米にのせて、すまし汁をかけて食べる「法飯(ほうはん)」が僧侶や上流階級の間で流行し、それが形を替えて庶民に伝わったのが源流といいます。

昆布とかつおの合わせだしは、江戸時代の大阪で生まれたとされますが、筍もその合わせだしをベースとした「八方だし」で丁寧に下ごしらえをすると美味しさがさらに引き立ちます。ぎょうさんつくりましたよ~。