笑顔になる食卓

お料理教室の記録。ほかにも旅や日常のことを書いていくつもり。

自然豊かな越後平野と新潟素材のフランス料理を味わう

日本海の海岸地帯に広がる家族経営のフェルミエ農園ワイナリーで、ワインとお料理のペアリング会が開催されました。その前に!ぶどう栽培と醸造のレクチャーを1時間ほど。講師は醸造家の本多さんです。

ぶどうの出来は毎年異なるし、同じワインでも使用する酵母は毎年変えているとか。信念ですね~。ワインづくりは、いつも新しい出会いが待っていますね。地球にやさしいアプローチのワインづくりを貫くと話す。新潟の砂質土壌に苗を植えてから20年。ぶどう樹も年を重ねて樹齢が高くなってきましたね。すごい。

 

フレンチレストランが併設されているワインショップは、おしゃれな南欧風スタイルの建物がゆったりと居心地の良い空間。

 

ワインとお料理はそれぞれで味わう醍醐味はもちろんですが、ワインとお料理を一緒に組み合わせることで新しい味わいが広がりますね。それぞれこだわりをもった個性的なワインが並びます。季節の食材をつかったお料理とワインのマリアージュの世界が広がります。

 

2005年、この地の適正品種と断じて日本で初めて植えられたぶどう品種アルバリーニョ(スペインやポルトガルが原産といわれている)から醸された白ワイン。それぞれ畑違い、仕立て違い(棚仕立てと垣根仕立て)による香り味わいを楽しみます。アルバリーニョの畑を目の前に眺めながら飲むワイン!

 

赤ワインも可能性を秘めた様々な品種栽培にチャレンジしています。「自分にとってのピノ・ノワール🍇はロマン」と語る本多さん。確実に産地形成が進み現在の日本ワインの熱い息吹を感じる地ですね。