お料理教室は、タイ東北イサーン地方のお鍋、チムチュムで温まりました。チムチュムは七輪をつかった土鍋に、鶏がらスープ、ハーブ、野菜、鶏肉、豚肉、牛肉も！コトコト煮込んで、イサーンスタイルのつけダレ（ジェオ）をかけて食べる滋味深い鍋料理。もともと肉類や内臓を料理に多く取り入れるイサーン地方では、臭み消しにハーブや薬草を使う習慣があります。暑いタイでは涼しくなる夕方頃から街角に屋台が並び、汗をかきながら鍋を囲んでわいわい始まります。
お料理もう一品は、カイトゥン（タイ風茶わん蒸し）。卵蒸しに、エキゾチックな豚肉炒めをトッピングして、ガーリックオイルや辛いソースをかけて食べるのがタイ流。楽しく南国情緒あふれるお惣菜です。
のどかな田園風景が広がるイサーンの食卓は、うるち米、もち米の主食はもちろん、カオクワ（米をハーブと一緒に炒って砕く）をいろいろな料理に活用します。食感や芳ばしさがアクセントとなって良い工夫！鍋の〆は雑炊です。旨味たっぷり最後まで飽きずに楽しめます。
高温多湿の熱帯地域で育まれてきた野趣あふれるタイ料理は、食べるとリラックスできて元気をもらえる！不思議なパワーを秘めているところが魅力です。
新潟市食育花育センター料理教室
