笑顔になる食卓

お料理教室の記録。ほかにも旅や日常のことを書いていくつもり。

タイ料理を楽しむ会~juillet2023

 

 

7月のお料理教室は、タイ料理でした。

menu

●とうもろこしのかき揚

●焼なすのサラダ

イエローカレー

●バナナとココナツの常夏タルト

 

とうもろこしのかき揚げ(トートマンカオポー)は、とうもろこしに柑橘の香りのバイマックルー(=こぶみかんの葉)をからめて、衣にくぐらせてサクッと揚げるおそうざいです。今回はそこに、旬の鮮魚も加えてみました。教室では、その日によって水揚げされるお魚、カナガシラだったり、鯛だったり^^。食べ応えのある立派なお料理になります。自家製のスウィートチリソースも好評。

 

焼なすのサラダ(ヤムマクア)、こちらもタイの定番。なすを芳ばしく焼き、香味野菜、海老、ハーブを漁醤ナムプラーや柑橘の果汁がベースの調味料で和えれば奥深い異国の味わいに。タイ料理の前菜やサラダは、季節の香味野菜をこんな風に唐辛子やハーブと組み合わせて、家ごとに違うといわれるペーストやタレをからめていただきます。御飯のおかずはもちろん、おつまみにもぴったりです。

 

蒸し暑い季節には冷えたロゼが一番しっくりくる。華やかなピンク色がテーブルに映えて最高のサマードリンクになりました。みなさん賑やかです笑。

7月~料理とワインを楽しむクラスより

 

鶏肉となすのイエローカレー(ゲーンカリー)。インドからタイ北部を経由して中部に伝わった、ターメリック(ウコン)の鮮やかな黄色がアクセントのイエローカレーは、唐辛子控えめなまろやかさ、濃厚で甘い香りのココナツミルク、清々しいハーブ風味が人気です。ジャスミンライスとの相性もばつぐん。

 

デザートは、いかにも南国らしいタルトを。ココナツ、マンゴー、バナナ、、ほぼ南国素材の組み合わせです。中身はサワークリームを流して軽く爽やかな仕上がりを目指しましたよ♪♪ 冷たくてもおすすめ。近所のお店で見つけたマンゴーソース、お土産のブルーベリージャムもおまけに添えました。

生徒さんからベトナムの蓮茶をいただいたので、タルトと一緒にご賞味いただきました。清々しくおいしかったです!!

 

今日も暑かった!

7月のドリンクは、紫蘇スパークリングジュースです。梅干しを漬ける時期に出回るちりめんの赤紫蘇を煮出してお砂糖で甘みをプラス、酢を注ぐと、鮮やかに発色して独特な紫蘇ほんらいの風味のする紫蘇シロップができます。炭酸水で割って爽快に。

 

タイ料理は、主食のお米をおいしく食べさせてくれるおかずのバリエーションが季節ごとに豊かで、作っていても楽しいものです。川と田んぼの民であるタイ族と、海に囲まれている日本人とは魚介類を食してきたところやコメが主食という祖先からの暮らしもお互いに共鳴するものがあるのだと思います。これらに発酵食品の魚を使った漁醤と南国のハーブが加わると一気に異国情緒あふれるタイ料理に☆..+。♪:

 

タイのスイーツ!

写真は、バンコク市内の老舗かき氷屋さん。常夏タイでは、年中いたるところで冷たいデザートが楽しめます。タイのかき氷(ナムケンサイ)は、削った氷に好きなトッピング、具はお店によって違いますが、豆類、ナタデココ、銀杏、仙草ゼリー、トウモロコシ、レンコン、サツマイモなど!好きな具、シロップやコンデンスミルクなどを選んでのせるのがタイ流。

2020年1月撮影

薄く削られた氷のふわふわ食感と具、シロップのバランスが絶妙。店内はお客さんでいっぱい。

ナムケンサイ(ナムケン=氷 サイ=削る)