笑顔になる食卓

お料理教室の記録。ほかにも旅や日常のことを書いていくつもり。

チーズアシェット@にいがた好み

 

ヤリイカ、里芋、白菜、大根、カブ、かきのもと、青大豆、干し柿などなど、どれひとつとっても主役になりうる美味しさの冬のにいがた食材たち。最高の状態のナチュラルチーズたちが寄り添ってくれると、さらに食材がお皿の上で全く違う表情をみせてくれるから不思議!

 

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「チ―ズプラトー以上、お料理未満」がコンセプトのチーズアシェット@新潟好みです^^。参加してくださった皆様にとても喜んでいただきました。

 

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佐渡産「農場カマンベール雪の花みそ漬け」もお楽しみいただきました。佐渡乳業と上越の杉田味噌の若手職人によって開発されたナチュラルチーズは、アメリカで開催されたチーズコンテストで、なんと!銀賞を受賞できたそうです。

 

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秋冬の食卓に欠かせない豊富な品種のリンゴ

 

秋から冬にかけて、よく登場する果物といえば、そうリンゴ。甘酸っぱいリンゴは世界各地で愛されているフルーツですね。ほとんどのリンゴは、冷暗所や貯蔵庫などで簡単に保存できるので、フレッシュなまま冬の間中食べ続けることができます。

リンゴを丸ごとたくさん保存して置けるほどのスペースがない場合でも、ジャムやアップルソースに加工して小分けで保存し、年間を通して味わうことができるのも嬉しいです。

 

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お料理教室。

アルトドイッチャー・アプフェルクーヘン(=古き良きドイツのりんごのお菓子)を作りました。

寒く長い冬の間、リンゴはドイツ人にとって、とても大切な果物で、食卓には毎日登場するといいます。

バター生地で作るクーヘンは、保湿性が高く日持ちもするので、我が家ではアウトドアに持って出かけたり、プレゼントにも!好みでシナモンを加えてもOK。豊富なリンゴの品種を替えて作ってみるのも楽しいです。

 

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卵、砂糖、小麦粉、バター、たったこれだけの材料を混ぜ合わせるだけで、おいしいお菓子ができあがります。泡立て方、混ぜ方、一つ一つのプロセスが確実にわかれば、失敗は回避できます。レッスンでは、「なぜこうするのか?」を考えること、そして、これらの答えを紹介しています。^^

 

何気ない素材の意外な美味

ベトナムの古都フエは、かつては華麗なる宮廷文化が花開き、今はそれを伝える王宮や仏寺、遺跡などが多く残る街。そのフエで、朝食名物として親しまれる「コムヘン」は、地元の湖でとれた、たっぷりのしじみを御飯にかけて、そこに落花生、ごま、ネギ、ハーブ、揚げたライスペーパーなど地元の食材をのせ、熱々のしじみスープをかけていただく、いわゆるベトナムのお茶漬けです。

教室では、このスタイルを取り入れて身近な新潟食材でアレンジして紹介したところ、「初めて食べる美味しさです」、「まるでベトナムに旅した気分」と喜んでいただけてうれしい。

 

地方の人々の暮らしの中から生まれる郷土料理は、そこから生まれる知恵をもって作られていて、生活の楽しさや工夫といった、生きていくためのアイディアを頂戴するのです!

 

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チーズならまかせて、フランス・ジュラ地方

 

フランスでは、どの地方を訪れても、現地ならではのチーズと出会えるのがうれしい。

フランスとスイスの国境をなす標高1300m~1500mのジュラ山地一帯は、11世紀頃には修道士たちによるチーズづくりの記録が残っていて、現在でも多くの酪農家により多様なチーズがつくられている産地です。

スプーンですくっていただく柔らかいチーズ、モンドール(=日本語では黄金の山)は、製造、販売も秋冬の期間限定。チーズはこの産地に群生するもみの木(=エピセア)から作られた木箱に入って売られているという特別感もわくわくします。そして、この木箱は呼吸しながらチーズの熟成をうながすんです...

 

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まずは、スプーンですくってそのまま。そして、白ワインやすりおろしたニンニクを混ぜて箱ごとオーブンで温めた熱々のとろとろも美味しい。^^

 

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季節野菜や果物、ピクルスなどを添えて。

ボージョレーの赤によく合います。

 

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昭和レトロなお菓子です

コーヒー風味のバターケーキ「モカ」がヒットしたのは、私が子供のころ...

実家の近くに、ほんとうに美味しい手作りのお菓子屋さんがあって、お小遣い握ると足が向いていた昭和時代でした^^

 

15世紀。コーヒー豆の積み出し港として栄えていた、エチオピアにある港町モカの名前は、コーヒーの種類やコーヒーを使たお菓子に名づけられたそう。あ、ちなみにですが、エチオピアは、北隣のエリトリアという地域が近年、分離・独立したとかで、海に面する国土を持たない内陸国になってしまったそうです。すみません、どうでもいい話。だから授業がさくさく前に進まない。

 

でも、遠い海の向こうから渡ってきた歴史あるスイーツって、さまざまな情景が浮かんでくるからコーヒータイムが楽しくなります!

 

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モカとはじめて出会って感動!」とおっしゃる方も!

初めてって大切。うれしい。

自由にデコレーションしてみてね。

トッピングのコーヒービーンズチョコも懐かしい雰囲気を醸し出しますが、よいアクセントです。

 

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秋の料理と楽しむワインペアリング

 

料理とワインのマッチングをみんなで絶賛した11月のレッスン。うれしい。

 

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ワインは果実味濃厚なスペインの赤。ワインの名前は、フロール(=お花)。ラベルに描かれているのは、土からのエネルギーが遠心力で遠くグラスの中まで届きますように、と生産者の願い。

インパクト抜群の華やかな味わいです。

 

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エネルギッシュな秋の食材たちがワインのあてです^^

 

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