笑顔になる食卓

お料理教室の記録。ほかにも旅や日常のことを書いていくつもり。

アヴァンチュールな前菜

 

今月のCooking Studio Mのテーマは、晩秋のにいがた食材でかなでるフランス家庭料理でした、4日間が終了しました。

3種のアミューズです。

丸ごとおけさ柿の洋風しらあえは、お豆腐とチーズを混ぜて柿を和え、生ハムを添えます。豆腐×チーズ??試作で正直どきどきでしたが、これが意外と美味!今年のお盆すぎの長雨が柿にとっては良い方向に結びついたそうで、柿の豊作年です。オレンジ色がテーブルに鮮やかに映えて明るくなります。

レバーパテは、越のハーブ地鶏の肝臓部分をつかって。越の鶏(こしのとり)は新潟を代表する銘柄鶏で、餌にハーブとヨモギを使うんだとか。しっかりとコクがある上品な風味のレバーパテは皆さん美味しい!と人気でした。

そば茶のババロワは、新潟北端の岩船産そば茶を使いました。蕎麦は山間地域の特産ですね。昼と夜の寒暖差が大きいので蕎麦を育てるには最も適した土地柄です。独特の蕎麦の風味が豊かな自信作^^☆ひんやり甘い前菜、アヴァン・デセール。アヴァン・チュール、つまり、恋の冒険。ひとつのお皿にみずみずしさ、クリーミーさ、深いコク、そして芳ばしさと飽きさせない冒険がいろいろ組み込まれている、そこがフランス料理の前菜の面白いところです。

 

主菜は、佐渡産真鱈のブレゼ、いろいろきのこのソテー。

日本海の魚と山のキノコたちのマリアージュです。

 

必要最小限の調味料で素材を活かしてあげるシンプルなお惣菜は家庭料理ならでは。そして、やっぱり旬食材がおすすめ!