笑顔になる食卓

お料理教室の記録。ほかにも旅や日常のことを書いていくつもり。

食卓を彩るチーズと地元野菜のマリアージュ

 

新年最初の料理教室は、チーズと新潟冬野菜のマリアージュをたのしみました。

マンステールチーズは、牛乳からつくられるフランス・アルザス地方の歴史あるウオッシュチーズです。フランス東北部のアルザスは、ドイツと国境を接し、過去に4度もドイツの占領下に置かれていた影響もありドイツで多く食べられているライ麦パンも食卓に違和感なく並びます。ライ麦パン特有の酵母の香り、もっちりとした甘さのマンステールチーズ、爽やかなキャラウェイシードのコンビネーションが楽しい相性のよさ!アルザスの象徴のひとつ、ハート形は生命や愛情、キリストの聖心を表し... 赤いくちばしのコウノトリは春の恵みとともにアフリカから同じ巣に相棒と一緒に飛来することから、幸せを運ぶ鳥として愛されている、そんなアルザスのシンボルも背景に。

 

ブルーチーズの中でも、とくにマイルドな味わいのフランス・オーヴェルニュ地方のフルムダンベール。紀元前1世紀には食べられていたという、フランスでは最も歴史あるチーズです。新潟野菜とフルムダンベールの相性はどれも抜群。ふかし芋のイモジェンヌは、もっちりと甘く、大根とレンコンのピクルスはハーブをきかせて爽やかにマリアージュがたのしめます。

チーズと新潟野菜は無理なく融合。食卓では、日本、フランスの垣根はありません☆+..。♪+

 

新潟市食育花育センター料理教室