笑顔になる食卓

お料理教室の記録。ほかにも旅や日常のことを書いていくつもり。

郷土のにいがた素材でフランス料理つくっています^^

 

いよいよ年末に向けて忙しい毎日を迎えますね。こちらは、先月末に開催されました、フランス家庭料理クラスの模様です・・・

 

◎おけさ柿の白和え amuse-bouches

暮れも近づいてくると新潟では鮮やかなオレンジ色が見事なおけさ柿が実をつけます。すでに渋抜きして出荷されるので店頭に並ぶときには甘い柿となっています。いただき方としては、もちろんそのままで、チーズやハムと合わせてオードブルにしたり、グラニュー糖をからめてフライパンでキャラメリゼにして焼いたお肉料理に添えたり、アイスクリームと一緒に食べたりと、じつに汎用性のあるフルーツ。今回は、前菜として白和えをご紹介しました。器に盛ると生き生きとしたオレンジ色が映えます!白和えの豆腐には、クリーミーマスカルポーネチーズをしのばせてあげるのがポイント。フルーティーボージョレーと。

 

◎旬魚のシュークルート Choucroute aux poisons

シュークルートは、別名ザワークラウト(ドイツなどでは)とも呼ばれるキャベツの酢漬けで、その名前が料理名にもなっています。フランス北東部アルザス地方の郷土料理でソーセージなど豚肉の加工食品と一緒に食べられるのが一般的ですが、近くに流れるライン川で獲れる川魚をつかったシュークルートも現地では人気なのです。今回は瓶詰で手に入るシュークルート(キャベツの漬物)を活用して、佐渡産の真鱈とジャガイモを煮込みました。醗酵したキャベツの風味が煮込み料理にすることでまろやかになって寒い冬に温まる一品に。シンプルだけど三ツ星の家庭の味。

 

◎パンデピス pain d'epices

パンデピス(=pain d'epices)は、はちみつ、粉、スパイスで作るフランスやヨーロッパ各地で親しまれている最も歴史のあるお菓子のひとつ。レシピに、はちみつが使われているのは、まだ砂糖が存在するもっと以前からパンデピスが存在することを示しています。古くからたくさんのお菓子が発明され、淘汰されるなかで、現代でも大切に受け継がれているお菓子です。おやつとしてだけでなく、前菜、おつまみにも。

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