笑顔になる食卓

お料理教室の記録。ほかにも旅や日常のことを書いていくつもり。

9月の料理教室は、フランスの家庭料理

 

旬の野菜を地中海風のマリネに。オリーブオイルと白ワイン、ハーブで野菜を煮て冷ます、そこにレモン果汁も加えて。食べたいときに冷蔵庫から出してすぐに食べられる暑い季節にぴったりの素材感の生きたお惣菜です。ハーブを替えて好みの味を見つけるのも楽しいですね。テーブルがカラフルに。生徒さんからとっても素敵な器を頂戴したのですが、なんとこの日のメニューにぴったり!感激、ありがとうございます!

 

 

鴨肉のポワレ、ビガラードソースです。鴨肉は冷凍品が手に入りやすいので、それを使って表面パリっと、中はしっとり柔らかくロゼに焼く手法を学びました。レストランでは、オーブンとフライパンを併用して焼くことが多いのですが家庭ではシンプルに、フライパンひとつで。コツをつかめば申し分のない美味しさにできます。オレンジのビガラードソースは古典的なフレンチソースで、香ばしい苦みと甘酸っぱいオレンジ風味が鴨と相性抜群。このお料理には胸肉を使いますが、モモ肉なら煮込み料理のポトフなんかもお手軽です。

 

デザートは、レモンのタルト。フランス菓子のレモンタルトは、かなりの量のバターと砂糖を混ぜて作るのが主流ですが、バター控えめ、ふんわり軽くてレモン風味を生かすレシピも工夫次第。デコレーションも爽やかなサワー風味のレモンクリームです。南仏プロヴァンスに思いを馳せて作りました。

 

写真は2019年の冬に訪れたフランス最古の港町マルセイユ。レモンの名産地でもあります。こんなところにもレモン!