笑顔になる食卓

お料理教室の記録。ほかにも旅や日常のことを書いていくつもり。

家庭料理はシンプルだけど奥が深い

 

10月のCooking Studio M料理教室終了。お料理好きが集まるとキッチンは賑やかです。テーマは、温まる秋冬の実用的な家庭料理と題して旬を満喫しました。家庭のごはん作りは、頑張りすぎてはだめ。でもマンネリは哀しいかナ。あまり時間をかけずに季節の素材を活かしたおいしくて明るく楽しいのがいいと思っている。鶏肉とレンコンの韓流ティギムは、お家にあるキホン調味料にコチュジャンを取り入れて、あっというまに本場韓国の味わいが実現できるお惣菜です。もう韓国料理というカテゴリーじゃなくても食卓に馴染む、そんな時代です。いろいろ楽しんで!揚げ物は、揚げ油が汚れないような工夫で油の使いまわしができます~、というレシピで^^。

 

胡麻豆腐、大和芋、小松菜、紅葉に見立てたニンジンを椀に浮かべて。お出汁の風味がしみじみおいしい季節ですね!

 

秋鮭とお揚げの卵とじ丼は、ふわっとくず粉でとじた溶き卵を新米にのせた御飯です。魚、長ねぎ、お揚げ、そして胡麻香る韓国海苔の個性が一体となるように調理した絶品どんぶり。

 

ポム・ランヴェルセ(ポム=りんご、ランヴェルセ=逆さにした)は、りんごが名産のフランス・ノルマンディーの地方菓子です。ひっくり返した面が表になるのでこの名前がついています。りんごの甘酸っぱさと流れ落ちるキャラメルの風味が、軽やかなビスキュイ生地にしみこんだ家庭風のやさしい美味しさ。カルヴァドス(アップルブランデー)を混ぜた大人のデザートは大人気でした。