今月も粛々と、シンプルな材料と手順で洗練されたお料理を楽しみます。
新潟産のぷっくりと太ったアジを捌いて。
アジは年間を通して安定して獲れる魚ですが、中でもこれから出回る夏場のアジは脂がのっておいしいです。
香ばしく揚げた熱々を南蛮酢につけて、中まで味をしみ込ませた「アジ南蛮漬け」は、香味野菜が加わると味わいも見た目も華やか。ぼんやりとした味にならないように、材料の水っぽさをとること、野菜は南蛮酢が熱いうちに加えること、あと、酢がとがった味を出さずに酢の旨味をいかすのも大切で、それは煮詰め加減でどうにでもなる。今日は、塩もみした野菜を水切りして南蛮酢に加えたけど、炒めたほうが野菜の甘味を引き出せたかなぁ。伝えきれない事項がたくさんあった(汗)~ごめんね~!
「アジ玉寿司」は、胡麻酢で和えたカリカリ胡瓜と焼いた鯵の干物の風味が酢飯との馴染みが良い、いろんな風味と触感が楽しいお寿司です。関西で出会った想い出のお寿司。フライパンの余熱でソフトに火入れする出汁玉そぼろをのせて完成☆
お手軽アジ料理をぜひ楽しんで!